ジムニーのハンドル
ジムニーのメジャーな持病ともいわれるものに、「シミー現象」というものがある。これは、自動車でもオートバイでも発生する現象だが、自動車の場合は「ハンドルジャダー」とも呼ばれている。シミー(shimmy)現象というのは、自動車の車輪が左右に首を振り、異常に(小刻みに)振動することをいう。走行時にハンドルのブレを感じる場合、シミー現象の確率が高い。低速走行時・高速走行時のいずれでも発生するようだが、特定の速度以上で発生するケースが多いという。
シミー現象を放置していると安全に走行することができず、ひどい場合には手で押さえることができないほどハンドルが振動することもあるようだ。振動が長く続けば車のパーツに悪影響が出てしまうため、早急に修理すべきである。このシミー現象は、歴代のジムニーにおいても発生しており、ジムニーであればどのモデルでも起こる可能性があるという。
シミー現象の原因として様々なものがあるようだが、そのひとつにホイールバランスの狂いというものがある。ホイールの周囲、タイヤと接している部分につけられている小さな金属があるが、これは「ホイールバランスウエイト」というものだ。名前のとおり、ホイールのバランスを取るための重りである。
ホイールやタイヤは、円形の中央や左右の中央が重心となるように設計されているのだが、微妙な誤差ができてしまう。誤差があるままの状態で使うと、回転の中心と重心がズレているため、振動が発生してしまう。この振動がシミー現象となるわけだ。
バランスウエイトはわずか5g・10g程度なので、悪路走行でホイール内に泥などが付着すれば、この程度の重量にはなってしまう。一般に、泥などは高速走行時に飛ばされてしまうため問題ないのだが、乾燥して固着してしまうとバランスウエイトに狂いが生じる可能性もある。ジムニーのように悪路を走行できる車の場合、ホイールに付着させたままにしないように、汚れをしっかり洗い流しておきたい。


